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 紅茶をどうぞ
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[祭] 驚く (不意打ちはズルイ!)
(七夕祭リクエスト「H. 俯く (もう、前も見られない)」の続きになります)






 イギリスは感情がわりと表に出易いタイプだ。
 仕事や外交の場では冷静沈着で決して態度を乱すようなことはないのだが、ことプライベートになればとても分かり易い態度を取る。
 とくにそれが顕著なのはアメリカの前であり、フランスやスペインに対しても昔の海賊時代の口の悪さがすぐに出てしまう。
 ツンと澄ましていても、何か言われれば条件反射的に顔を赤らめて怒鳴り返すことが多く、ある意味からかい甲斐もあるし、子供っぽいなぁと思うこともしばしばだ。
 それでも一通り仏頂面で文句を述べた後は普段通りの顔を見せ、機嫌を直して紅茶を淹れてくれる。不器用ながら手作りのスコーンとジャム、そして暖かな紅茶の香りを前にすれば、彼は満足気に微笑を浮かべて砕けた態度で接するのが常である。

 喧嘩をした時も同じこと。
 言い合いをしたあとはお互い背を向け合うが、必ず仲直りのきっかけを探している。素直でない自分たちだが、それでも相互理解のチャンスを見付ければ上手い具合に落としどころをとらえて、ちゃんといつもの二人に戻れるのだ。
 それは日常茶飯事であり、今後も普遍的なものであるはずで、まさかこんなことになるなんて微塵も思わなかった。


 イギリスを追い掛けてエントランスへと出たアメリカは、入口に立っていた警備員数名に彼を見掛けなかったか尋ねてみた。
 外に出てしまったのか、もしくはまだ中にいるのか。それだけでも分かればいい。
 案の定、仕事熱心な彼らはきちんとチェックをしていたようで、「アーサー様はイヴァン様とご一緒に、12階のバーへ行かれました」というとんでもない情報を提供してくれた。
 イヴァン、イヴァンって誰だっけ……? 一瞬気が回らなくて動きを止めたアメリカに、警備員は穏やかな顔つきで「背の高いロシアの方ですよ」と言われて大きく目を見開く。
 よりにもよってロシアと……そう思った瞬間にはもう、身体は弾むように方向転換した。
 ありがとう、と言ってエレベーターホールに走れば、途中すれ違ったアジア組に騒がしいと眉をひそめられてしまった。だがそんなことを気にしている暇はない。
 ボタンを押す手ももどかしく、アメリカは苛立ちの浮かんだ顔で唇を噛んだ。




* * * * * * * * * * * * * * *






 誘われるままバーカウンターのハイスツールに腰をおろすと、イギリスはさっそくとばかりにバーテンダーに酒を注文した。
「スコッチを」という言葉と共にちらりと隣を見遣り、「お前はどうする?」と尋ねれば、場違いなマフラーをした男はおっとりとした笑みを浮かべながら「じゃあバラライカ」と返して寄越した。
 カクテルを頼むなんて珍しい、と思いながらも出されたナッツを指先でつまむと、イギリスは無造作に口の中へとそれを放り込んだ。
 くす、と小さな笑い声が聞こえたので目線を向ければ、ロシアは「行儀悪いんじゃないの?」とからかい混じりに問いかけて来る。憮然とした顔で無視をすると、イギリスはつまらなそうに溜息をついた。

 急に飲もうと誘われて驚いたが、応じたのはひとえに、今日みたいな日は慣れた相手よりもロシアのような気の抜けない相手と飲んだ方がいいと思ったからだ。
 気に食わない相手だが一人で飲むよりかは幾分マシであり、いつものように飲みすぎて羽目を外すこともないだろう。
 お互い嫌い合っているのだから、どんなに酔っても箍が外れることはない。その点が安心と言えば安心なのかも知れないと思う自分に嫌気がさすが、まぁいいだろう。
 こういう、誰に苛立ちをぶつけるまでもないような夜はとくに。


「OKしてくれるとは思わなかったな」

 運ばれて来たカクテルと、スコッチのグラスをお互い掲げて軽く触れ合わせると、ロシアは楽しそうに両目を細めて言った。
 砕けた口調と穏やかな物腰は、公の場と大差ないように見える。彼はいつだってこのままで、どこへ行ってもあまり変わらない。
 他国からは裏が読めないなどと言われているが、イギリスにしてみればこれほど分かり易い男も珍しかった。
 ロシアはどんな時でも自分に素直だ。詰まらなければ詰まらないと言うし、楽しければ楽しいと言う。雰囲気だってそうだ、機嫌の良し悪しはすぐに分かる。
 隠すものもなければ隠す気もないのだろう。
 対峙していると、今彼がどんなに上機嫌なのか手に取るように分かった。

「別に、俺が飲みたかっただけでお前の為じゃないんだからな」
「ふうん。僕はてっきり、アメリカ君を避けているんだと思ったんだけど」
「うるせーな。理由なんてどうでもいいんだよ」

 今更挑発するような事を言われても面白みも何もない。
 この男はもう少し話術を覚えるべきだと思いながら、イギリスは手にしたスコッチを舐めるように飲んだ。ツンとした刺激が舌先に心地よい。

「どうせお前、俺がアメリカに馬鹿にされたことが楽しいんだろ」
「別にそう言うわけじゃないよ。だってあんなの、子供の我儘でしょ」
「は! ガキがガキの評価かよ……それこそ面白ぇ」
「違う違う。君にとっては、って意味。怒ったふりをして突き放しても、イギリス君て昔から彼に甘いから。今回だって正面から顔に泥を塗られても有耶無耶にしちゃうし、子供が我儘言ってるんだなぁ、くらいにしか思ってないってことでしょ?」

 ほんと甘く弱くなったよねぇと呟いたロシアの声には、色濃く不満が滲んでいて、まるで拗ねているかのようにも見受けられた。
 別にイギリスとアメリカの関係がどういう形であろうと、ロシアには関係のない話だ。放っておいてくれというのが本音だったが、同時にこのまま明日の朝まで憂さ晴らしに付き合せようという魂胆もある。
 フランスや日本相手じゃ言えないようなことも、ロシア相手ならばかえって気にすることもなかった。言質を取られるような発言さえ慎めば、罵詈雑言だろうが愚痴だろうが管を巻こうが、それこそどんな迷惑をかけようが知ったことではない。
 こんなことで弱みを握っても利用価値がないことなどロシアにだって分かっているだろう。だからこうして気軽に誘いを掛けて来ているのだ。

「お前さぁ、まだ世界をロシアにしたいって思っているのか?」
「う~ん……そうだね。全部ロシアになったら楽しいと思うよ」
「俺もずっと昔、世界征服なんて夢、見たことあったな」
「海賊時代?」

 肘をついて手の甲に頬を乗せると、ロシアは瞳をゆっくりと細めた。こういう仕草をする時は、彼もそれなりに年相応の顔をする。相手の心の裡を見透かすかのような、透明な氷を思わせる瞳がまっすぐこちらを見つめている。
 そしてそんなロシア特有のひんやりとした眼差しは、一片の濁りもなくかえって心地よく感じられた。
 イギリスもまた口元に笑みを浮かべると言葉を続ける。

「あの頃はさ、自分の力は無限だと思っていたんだ。どんどん強くなっていったし、欲しいものはなんだって手に入った。ちっぽけで負けっぱなしの俺が、いつの間にかすげえ強くなっていて、誰も俺に敵わなくて、みんな俺の顔色を見て政治をしていた。俺の一声で情勢はひっくり返るし、俺が出て行けば問題は強制的に解決出来たんだ」
「ほんと横暴だよね」
「でも、ある日それは突然終わりを告げた」

 目線を上げてロシアの瞳を覗き込めば、彼は微動だにせずこちらを見つめ返した。
 本当に、胸がすくような気持ちの良い眼差しをする。まさに奈落の底のような目だと思った。

「お前だってそうだろ? ソビエト連邦」
「……無限じゃないってこと? どんな力にもいずれは終止符が打たれるって言いたいのかな」
「お前は負けを知っているから、ひとつ賢いな。その賢さが俺は嫌いじゃない」
「それはどうもありがとう。つまりアメリカ君は馬鹿だってこと?」
「さぁな」
「『大人』って難しいんだね」

 笑いながら嫌味を言って、ロシアは空いたグラスを置くとウォッカを頼んだ。
 イギリスもまたくつくつと笑いながら、追加に同じ酒を注文する。そしてからかい気分で目の前で揺れるマフラーに手を伸ばすと、するりと指先を滑らせた。柔らかい布地は思った以上に触り心地がいい。

「鬱陶しいな、これ。いい加減取れよ」
「やだよ」
「変な奴!」

 そうやって二言三言言い合いを続けていると、ふいにバーの入口がものすごい音を立てて開けられた。
 静寂を切り裂く騒音に、驚いた店員の視線が扉に集中する。
 イギリスもロシアも咄嗟になにごとかとそちらを見遣った。そして中へ入って来た人物に目を止め唖然とする。

 息を切らせたアメリカがそこには立っていた。
 




* * * * * * * * * * * * * * *






「イギリス!」

 誰に憚ることもなく大声で名前を呼ぶアメリカに、イギリスは凍りついたように固まったあと、みるみる顔に朱を登らせた。
 これはまずいなぁとロシアが少しだけ身を引いたところで、怒りに染まったイギリスが立ち上がり、走り寄って来るアメリカに何かを言い掛けた。
 が、それよりも早くアメリカの腕が伸びて来て、両肩をがしりと掴まれる。そのあまりにも強い力に一瞬顔を歪めてイギリスは身を捩った。

「痛っ、何すんだこの馬鹿!」
「君は、俺の話は聞かないくせにロシアと酒は飲めるのかい!?」
「そんなの俺の勝手だろうが。とにかく離せ。それから大声を出すな」

 カウンターの向こう側から心配そうな眼がこちらに向けられている。
 幸い今日は国際会議があったため関係者以外、この建物の中にはほとんどいないと言っていいだろう。一般客の目がないことだけは幸いだった。
 それにしても不用意に国名で呼んだり、そもそも闖入して来て騒ぎを起こしていることは感心できない。まったく、傍若無人な態度も自国内だけにして欲しいものだと思う。

 そんなイギリスの心中などどうでもいいかのように、アメリカは不機嫌さを隠しもしないでロシアを睨みつけた。よっぽど腹に据えかねているのだろう、皮肉のひとつも出てこないところを見ると相当だ。
 一方ロシアは余裕綽々な表情で面白そうに笑って肩を竦めると、出されたばかりのウォッカを一口飲みながらイギリスを窺ってくる。対応は任せたと言わんばかりだ。

「アメリカ……何の用だ?」
「俺は君ときちんと話したいだけだよ。一緒に来てくれないか」

 強引に腕を引っ張られてよろめきながらも、イギリスは強く首を振ってそれを拒絶した。
 今日はもう何も話すことなどない。そんな気分にはなれなかった。

 アメリカの発言は確かに勢いだけの悪気のないものだったし、いつもなら涙目のひとつでも見せて言い争って終わりになるような類のものだ。そもそも彼の無神経な言動はあまりに日常的になりすぎていて、今更傷つきようもないことばかりであり、哀しい事に言われ慣れてしまっていた。
 けれどイギリスだって時には本気で癇に障る時もあるのだ。時折どうしようもなくアメリカに対して遣る瀬無い思いを抱くこともある。
 それがたまたま今日だっただけだ。

「別に怒ってるわけじゃないから安心しろ。ただ今夜はロシアと約束をしているから、お前とは一緒に行けない」

 言い訳にロシアを使ってしまうことを申し訳なく思いながらも、イギリスはきっぱりとそう言った。ロシアもそれは分かっているのか何も言わずに黙って聞いている。
 しかしアメリカを納得させるには明らかに無理があることは、誰の目にも明らかだ。
 案の定、眉を吊り上げて眼鏡の奥の瞳に不穏な光を灯す青年に、イギリスは疲れたように重く溜息を落とす。それが余計に気に入らなかったのか、アメリカはさらに言い募った。

「今日の俺の発言は本当に悪かったと思ってる。ちゃんと謝りたいんだ……イギリス」
「もういい」
「それじゃ駄目だよ。君だって怒っているんだろう? なのにどうして今日はそんな事を言うんだい」

 真剣な眼差しには一歩も譲らないという意志の強さが感じられ、正面から見据えられるとどうしようもなく心がざわつく。
 昔からこの目に弱かった。自分が断ることなど微塵も疑っていない目だ。無条件の絶対的確信に満ち溢れていて、いつだってイギリスを縛りつけてやまない。
 そういうところは子供のころから本当に、ちっとも変わりがないのだ。
 純粋で一方的でひどく傲慢な態度。だが、どんなに言い訳をしようとも、そんなアメリカにイギリスは馬鹿がつくほど弱かった。

「あーあ。イギリス君の負けかぁ」

 無言で睨み合っていると、退屈したような声が聞こえてそちらを向く。
 ロシアは隣の席に置いていた荷物を手に取ると立ち上がり、つまらなそうな顔をして帰り支度をはじめた。

「ロシア……」
「僕はそろそろ行くよ。ここは奢ってもらっていいかな?」
「……悪い」

 奢らせるということは、この件はここで終わりにしてくれると言うことだ。
 ロシアらしからぬ言葉にいぶかしみながらも、拒否権はこちらにないのが分かっているのでイギリスも素直に謝罪した。
 アメリカがちらりと視線を送ればロシアの笑みは深まり、そのままひらりと手を振ると彼は「じゃあね」と言い置いて、興味を失ったかのようにさっさと出て行く。長いマフラーがゆらりと揺れて、すぐに視界から消え去った。




* * * * * * * * * * * * * * *






「まったく、君はなんだってロシアなんかと一緒にいたんだい」

 アメリカのまるで詰問するような口調にむっとしながら、イギリスは再びスツールに腰を下ろすと、氷の浮いたスコッチを一気にあおった。
 
「いいだろ別に」
「良くないよ。彼は昔から信用の出来ない国じゃないか。君だって危険だって言い続けて来たのに」
「それはソビエトの時代だろ。ちょっとくらい景気がいいからって、今は何も出来やしない」
「そんなの分からないじゃないか」

 アメリカにしてはしつこい言動にいささか戸惑いながらも、イギリスはここでこちらが折れてしまっては元も子もないと思い、視線を向けることなく冷淡な態度で本題を促した。

「で? 俺に言いたいことがあるんだろ、アメリカ?」
「……会議でのことは謝るよ。本当に悪かった……ごめん」
「俺だからいいようなものの、あれが他国なら、痛烈な国際批判は免れないぞ」
「分かってる。俺は君に……甘えていた。君になら何を言ってもいいと思っていたんだ」

 珍しく正直に答えるアメリカに、驚いたように目を丸くする。
 まさかあのアメリカが、自分の非をここまできちんと認めるとは思いもよらないことだった。
 いつだって自分のことだけを考える彼に、まだ若いからしょうがないのだと思って、どこか諦めていたのは事実だ。何を言われても許してしまうのは、相手が子供だと思っている証拠。だがそれは果たして、ロシアの言う「子供が我儘言ってるんだなぁ」程度のことなのだろうか。
 結局イギリスにとってアメリカという存在は、小さな守るべき子供でしかないのだろうか。
 ―――― そうではないだろう。

「イギリス、本当にごめん」

 重ねての謝罪に、イギリスは静かに頷いて、それから肩の力を抜いた。

 イギリスは今でもアメリカのことが可愛いくて仕方がない。子供の時の彼を知っているから、どうしたって甘やかしてしまうし、なんでもしてやりたいと思ってしまう。そしてたぶんそういった感情がアメリカに、無自覚な甘えを植え付けていたに違いない。
 何より、未だにこの図体のでかい男に子供の頃の姿を重ね合わせてしまう自分が嫌になる。彼は今や世界の超大国なのだ、こんな感傷はいくらなんでも最低すぎるだろう。
 まさに子離れできない親の典型のような自分に、イギリスは暗澹たる気持ちを抱いて深く溜息をついた。
 自分たちは親子でも兄弟でもない。今はれっきとした別々の国であり ―― 好きだと ―― その気持ちは親愛の情ではなく、独立した愛情の形として持っているはずであり、そうでなければならないのだ。

 この先なにがあっても二人で歩いていくと決めたのだから。


「アメリカ」
「なんだい、イギリス?」
「あー……俺の方こそ大人げなかった。悪い」
「え? な、なんでそこで君が謝るのさ」

 急な展開についていけず、意味が分からないよ!と言ってふてくされるように頬を膨らませるアメリカは、すっかりいつもの顔付きに戻っていた。
 落ち込んだような暗い表情が一瞬で払拭されて、呆れること半分、やっぱりこうでなくちゃと思うこと半分で、イギリスは苦笑した。

「いや、俺、お前のことすっげー好きなんだなぁって思っただけだ」

 水滴の伝うグラスを持ち上げて不敵な笑みを浮かべると、イギリスはそう言って氷を口に含んだ。
 不意打ちの告白に動きを止めてさっと顔を赤らめるアメリカに、顔を寄せて唇を触れ合わせる。舌先で氷の塊を相手の口腔に押しやるとすぐに離して、それからいたずらが成功した時のような楽しげな顔でバーテンダーに言った。

「二人分、こいつに請求してくれ」
「かしこまりました」

 動揺なく応じる声に、プロはどんな時でもプロだなと思いながら立ち上がると、鞄を片手に出口を目指す。
 咄嗟の事に数秒フリーズしていたアメリカは、横を通り過ぎるイギリスにハッと気が付いて声を上げた。
 
「ちょっと、君ねぇ!!」
「お客様。お代はこちらになります」

 空気を読んだバーテンの声に、ぐっと足を止めたアメリカは慌てて財布からカードを取り出した。
 その間にもイギリスはさっさと出て行ってしまう。とうぜん、背中からかけられる騒がしい声など完全に無視をした。



 静かな廊下を歩く。追い掛けて来るだろう彼の足音と、伸ばされるあたたかな手の感触を思い浮かべながら、イギリスはまっすぐ前を向いて足を進めた。
 すぐには変われない。でも長い時間をかけて自分たちは少しずつ関係を変化させてきた。おそらくこれからも変わり続けるのだろう。
 いつか、イギリスの中で小さなアメリカがただの思い出となり、アメリカの中で甘え続けたイギリスが過去になった時、二人は今とは違った世界を見ることになるに違いない。

 今はただ、振り向く瞬間がなによりも至福だと思いながら。

 あと、十秒。




素敵なリクエストをどうもありがとうございました!
勝手に別のお題の続きとしてしまった事を、どうかご了承くださいませ。
つたない作品ではありますが、少しでもお気に召していただければ幸いです。

露英ばかり書いているせいか、ロシアとイギリスの普通の関係とやらが分からなくてちょっと戸惑いました。ありえないほど異様に仲が良く見えますが、きっと水面下では腹の探り合いをしているに違いない……とでも思って下さい(苦笑)
アメリカも偽物みたいで本当に済みません。もうちょっと文才を磨いていつかご本家のような微妙な距離感を、表現したいと思いました。

ご期待に添えているかどうか大変心配ですが、私自身はとても楽しく書かせて頂きました。宜しければまた遊びにいらして下さいませ。
このたびは七夕企画へのご参加ありがとうございました!

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